いびがわマラソン

木曜日の激務の筋肉痛は何とか気にならないくらいに回復し
筋トレでスクワットやったと思えばマラソンにもプラスだと思うことにしました
他にも多々不安があり
いびがわでの３ｋｍウォーキングとＱちゃんに会えるのを楽しみにしている母に背中を押される形で朝５時半、家を出た。
実家に着く手前で携帯を忘れたことに気付く
今更とりに戻っている時間はないし、どーせめったに鳴らない携帯だからま、いっかｗ
ばーば孝行でついてきた娘に怒られながらも先に進む…
そして更に気付く　腕時計忘れた

　

毎回制限時間と戦う私にとって時計を忘れたということはバスタオルを半分諦めたのと同じ…
また（←これ強調ｗ）、また現地で調達か？
結局買わないままスタート

毎回のごとく、スタート直後は足が重く「やっぱやめとけばよかった」と凹む。
２ｋｍ地点過ぎた頃　ランナーの合間を縫ってＱちゃんが「がんばって～」とみんなの背中をタッチしながらごぼう抜き。
あっという間に見えなくなった。
ちょっと元気になり、体が温まる前の橋越え３ｋｍ地点、体はまだまだ「やめとけばよかった」のまま。

今日の目標は遅くても「完走」。
歩かなければ時間内ゴールは固い…はず

川沿いの上りに入り　まさに１年ぶりの「ただいまｗ」感
体も温まり…と思ったら既に汗がぽたぽた腕に落ち　雨？と思ったほど。
今日のいびがわは暑い。
ｱﾀｼの気分とは反対だ…

５ｋｍ地点　既に足が前に進まない
やっぱり１０日間全く走っていないとこんなもん。。
係りの人が「４０分！」と教えてくれた
げげっ　既にヤバイ。

トイレによりかなりのタイムロス。
でも不安だったから…しょうがない。

８．５ｋｍ地点　関門を過ぎ楽しく苦しいアップダウン地点に突入。
行きはほぼ上り。



そこへ前からＱちゃんが！
ハイタッチしながら向かってくる！！
がっ　丁度係りのおじさんが間にいてまたＱちゃんに触れられず
トコトンついてない。

今日の目標は「完走！」
端から見たら走っているとは見えないでしょう
でも私は走ってるんです…良く見ると飛び跳ねてるでしょ？
歩きに入っている人をじわじわと抜きつつ…
去年折り返し地点だったキツめの上りで最初の「ピキーンっ」…膝に来た
テーピングも意味無しか…
少し歩いて、去年より先に伸びた折り返し地点を目視。
痛々しく見えたのか、既に最後尾グループの私（達？）に係りのおじさんたちは優しく
『がんばれよーあと半分！』と笑顔でハイタッチ

折り返して給水して　下りは転げ落ちるように足を運ぶだけ。。
楽しそうに見えたのか　おじさんたちがみんな笑顔でハイタッチ
『顔色いいなｗ大丈夫　がんばれ！』そんな言葉がすごく嬉しいｗ

沿道の子供達のハイタッチも嬉しく楽しいがその後はどっと疲れる
でもおじさんたちのハイタッチは手のぬくもりも感じられるほど癒されるんです
おやぢ好きはまだまだ健在らしい…♡

この頃は辛いとか苦しいとか痛いとかの感覚はない。
だから下りは膝カックンにならないよう気をつけるだけで楽しいｗ
感覚的にあっという間に帰ってきた感じで１７キロ地点を過ぎ
一番苦しい川原に突入…
何でここはこんなに苦しいんだろう
太陽サンサン汗はぽたぽた　沿道のみなさんは正直負担
でも幼稚園児のハイタッチには気晴らしするかのように答える

辛い苦しい痛いが戻ってきた。
「ピキーンっ」
左足付け根からもげたっ！と思った。
そして「完走」断念
でも歩いているほうが痛い　だから走る（飛び跳ねる）
すると膝が「ピキーンっ」また歩く…
すると今度は腰からもげたか？と思うような感覚。
練習不足のツケだぁ～

エアーサロンパスをたっぷり吹き付けるが効き目は全くといっていいほど無い。
でもパンパンに張った太ももは楽になった気がするｗ

あと２ｋｍ。
タイムが気になる。
私と同じように足を引きずりながら走ったり歩いたりしているお兄さん、時計を気にしつつスピードを調整しているように見えた。
このお兄さんについていけば間に合うか？？

最後の橋を渡り、また感覚がなくなってきたのをいいことに
ゴールまで歩かない！と決め、お兄さんを抜き進む。

いつもならラストスパートする最後の下りだけど流石に無理。



ドキドキしながらゴールにあるカメラに手を振りつつ時計を探す…
なんて見難いところにあるのでしょう…
ゴール直前に身も心も氷りました

３：００：××←人で見えない


時間切れ？？ガーーーン

結果３時間３８秒

３８秒足りなくてバスタオルもらえず…

トイレによっていなければ…
給水１回我慢していれば…
楽しみの味噌汁、おまんじゅうとあんぱんとバナナ　どれか食べるのやめていれば…
高くても時計買っていれば…

後悔先に立たず

ゴールゲートの先のバスタオルを羽織ったランナーの中をバスタオル無しで歩くあの屈辱
係りの高校生の女の子が『お疲れ様で～す、完走おめっ、あ、おつかれさまでーす』と私を見るなり言葉を詰まらせるあのいらない気遣い…

だからきっと毎年戻ってくるのね
バスタオルを羽織った優越感もこの屈辱も知ってるから　またバスタオル目指してここに来る！

ランナーとはとてもいえない参加者だけど遅いなりにドラマはある
むしろタイムを重視していない？ドンケツ組みならではの楽しみもあって
こんな私でもマラソン大会への参加はやめられないんですよねｗ
そしてなにより無事にゴールできたことに感謝します

途中、「痛い～！！」と叫びながら係員に押さえ込まれているランナーさんを見た。
その後救急車の音。
骨折？？足しか見えていないから詳しくわからないまま通り過ぎたけど。
その数メートル先に頭を抱えすわり込むランナーさん。
けんか？ありえんでしょ。
接触して相手が派手に転び骨折？？（勝手な推測）
下りだから転んだらただじゃすまないよね…
無事を祈ります。。

健康で怪我無く楽しく　一生そんなファンランナーでありたいと改めて思いました。